手術2
覚えていることを詳細に書いているので面白くないうえに長いですorz
それでは手術の日からいろいろなことを振り返っていきますが,前回の記事にも書いたように腸を動かす手術なので腸の中を空っぽにする必要があります.そのため,朝から浣腸をかけました.そしたら,看護師さんが少々失敗してしまい,ベットに浣腸液を溢してしまいました.結果としてベットに横になるのがなんか嫌になりました.
そうこうしているうちにお医者さんが迎えにきたので一緒に手術台に向かいました.朝一の手術だったの8:50くらいには手術室に向かったのですが,医療従事者用のエレベーターがなかなか止まってくれません.しばらく経つと患者さんがエレベーターの前に集まりどこに立っていたらよいかわからなくなりました.前の大学病院だと一般の人が使うエレベーターと患者さんが使うエレベーターが明確に分かれていなかったので,今回はスムーズにいくと思ったのですが,思い通りには行かないものです.
手術台に横になって硬膜外麻酔の準備をしました.硬膜外麻酔とは背中から麻酔をして術後の痛みをコントロールするものらしいです.これが後に悲劇を起こします.先に硬膜外麻酔をするための麻酔をするのですが,その最中で背中になんかの液体をぶちまけられました.冷たかったです.
硬膜外麻酔の準備が終わると全身麻酔で意識をぶっ飛ばされました.手首から点滴をするのですが,チクチクとした刺激があります.「なんかチクチクしてきたな」と思ったら次の瞬間には眠っていました.どうやら他の人は「眠くなりますよ」と言われた記憶があるらしいですが,そんなことを言われる前に眠ってしまいました.
手術が終わって全身麻酔から目覚めたのですが,眠っていたのは体感では1秒くらいでしたが,実際は8時間強だったらしいです.両親からあとで聞きました.8時間の手術なんてお医者さんのお昼ご飯はどうなっているんでしょう?ちなみに,手術には泌尿器科の教授も立ち会ったそうです.論文のネタにされるのでしょう*1...
麻酔から目覚めてびっくりしたのが,他の人の動きが早送りで見えたことです.最初は手術中のことを実は覚えていてそれば高速フラッシュバックしているのかと思いましたが,手術中は目を瞑っていたので多分違うと思います.
また,麻酔から目覚めて少ししたあとに身体が痙攣しました.寒かっただけです.
手術が終わって初めて発した言葉が「吐きそう」だったのを明確に覚えています.そして,手術室から病室に戻った瞬間に嘔吐したのもはっきり覚えています*2.ベットで上を向くと吐き気が出るので大変でした.そうやら硬膜外麻酔が犯人らしいです.私の家系は代々アレルギー体質であり,アレルギー持ちだと吐き気が出ることがあるらしいです*3.実際,硬膜外麻酔を止めたら吐き気がとまりました.
手術後は1時間毎に血圧と体温を測りにきたので寝られませんでした.体温はずっと38度台を記録してました.
長くなってきたのでこれ以降は次の記事に譲りたいと思います.
あまり面白くなくてすみません.